整体の学校で学べる、柔道整復師の免許について

整体の学校で学べる、柔道整復師免許の取得については、現行の柔道整復師法で以下のように定められている。
柔道整復師は国家資格であり、その免許は厚生労働大臣が与える。
1989年(平成元年)の柔道整復師法改正までは、都道府県知事が試験を行っていた。1993年(平成5年)に第1回の柔道整復師国家試験が実施され、毎年1回の試験が行われている。
受験資格を得るには、次のいずれかにおいて三年以上、解剖学、生理学などを学ばなければならない。
文部科学大臣の指定した学校
厚生労働大臣の指定した柔道整復師養成施設
1998年(平成10年)の柔道整復師養成施設不指定処分取消請求事件の福岡地裁の判決以後、従来厚労省の指導で抑えられていた養成施設の新設が相次ぎ、1998年(平成10年)に14校だった養成施設は2008年(平成20年)には4年制大学も含めると97校となった。その結果養成定員も7000人以上となり、柔道整復師の過剰[4]が現実のものとなってきた。
2002年(平成14年)まで毎年1000人強であった国家試験合格者は2008年(平成20年)の第16回試験では5倍の5069名となった。合格率は75.6%(新卒87.5%、既卒32.0%)。養成定員が1000人だったころの合格率は8割を越えており、受験者の資質低下を指摘する意見もある。
柔道整復師国家試験の試験科目は以下の通り。
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規。試験問題は200問と必修問題30問の合計230問のマークシート式である。従来200問だった問題数は230問に増やされている。必修問題は正答率8割が合格ラインとなっている。他の問題ができていても必修問題で2割以上不正解があれば不合格となる仕組みである。