県司法書士会「意図的隠し確認できず」

福岡、佐賀、長崎3県の認定司法書士や弁護士計約120人が過払い返還請求で得た報酬計約10億円について福岡国税局から所得隠しや申告漏れを指摘された問題で、佐賀県司法書士会(118人、田中辰昭会長)は22日、「報酬を意図的に隠した会員は確認できなかった」との調査結果を佐賀地方法務局に提出した。

調査は10月、同会が佐賀地方法務局から委嘱され、会員全員を対象に任意のアンケートや面談をした。

調査で▽05~08年までに税務調査を受けていないか▽過払い報酬について指摘を受けていないか--などを尋ねたところ、税務処理の問題で修正申告の指導を受けた会員が複数いたが、過払い返還請求をめぐる報酬に関して指導を受けた例はなかったという。

田中会長は「任意調査のため『なかった』と断定できないが、今後指摘を受けることがないよう指導強化を図る」と話している。